天才か?反逆者か?旧名古屋ボストン美術館「バンクシー展」に行ってきた。

  • 2021年2月25日
  • 2021年2月28日
  • 雑記
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2018年から世界7都市で100万人以上を動員した「バンクシー展 天才か反逆者か」が名古屋の旧ボストン美術館で2021年2月3日から5月31日まで開催。

これは行くしかないってことで2月の平日に行ってきました。

バンクシーの作品は壁画に描かれることが多く、すぐに塗りつぶされてしまいます。そのため今回のバンクシー展では、オリジナル作品や版画、立体オブジェクトなど70点ほどを複数の個人コレクターの協力を得て実現させています。

音声ガイドはアプリとなっており、ダウンロードしたら無料で使用することが出来ます。また、自宅でもガイドを聴くことができ、写真撮影も可能なので美術館を出た後でも写真を見て思い出しながら楽しむこともできます。

バンクシー展のチケットですがチケット種類は当日券ネット販売があります。私はネット販売のほうが安かったためネット販売で購入しました。

バンクシー展公式ホームページはこちら

https://banksyexhibition.jp/

アクセス

場所は愛知県名古屋市にある金山駅の南口を出てすぐにあります。

バンクシー展

こちらが旧名古屋ボストン美術館です。

5階と4階は作品が展示されており3階はグッズコーナーとなっていました。

会場に入ると2匹のネズミがお出迎えしてくれます。

入るとバンクシーのアートスタジオが再現された部屋があります。

バンクシーはストリートで活躍するアーティストで有名なのでスタジオがあることは知りませんでした。

調べたところ、このアートスタジオはバンクシーがSNSに投稿した写真や証言を基に作られているそうです。

これはバンクシーがコロナで外出規制が始まった2020年4月にインスタグラムに投稿した自宅?のトイレで描かれたとされるアートの再現です。

ネズミたちがいたずらをしていて楽しそうです。

この三枚のスクリーンでバンクシーの絵をアニメーションにした動画が楽しめます。

大体5分くらいの時間だと思います。

アニメーションを上手く使い、写真の一部分を動かしてるので子供でも楽しむことが出来ます。

バンクシーのストリートアートが世界のどこで描かれたか一目でわかる地図です。

イギリス出身だけあってイギリスが多いですね。

バンクシーのアートを見ていくと見慣れたキャラクターが・・・

うん、ディズニーのキャラクターじゃないか

バンクシーがディズニーのキャラクターを描いているとは思わなくてビックリした。

ディズニーと揉めた作品でもあります。

イギリスがEUを離脱するときに書かれた風刺画です。

イギリス国内にあり、有名な作品です。作品名はBREXIT。

わかりやすい作品ですね。

バンクシーのアートの中でも有名な作品。

火炎瓶ではなく花束を持っている男のイラスト。

どんな変革も平和的な手段で達成されなければならない。さもなければもっと大きな暴力を引き起こすことになるといった意味が込めれている作品。

2017年にバンクシーが作ったパレスチナのホテルの寝室を再現したものです。

ちなみにこのホテルからはバンクシー曰く「世界一悪い眺めが望める」とのこと。

このホテルはイスラエルとパレスチナの間にある隔離壁のすぐ近くにあり、隔離壁のそばで暮らすことがどれほど苦痛なのかイスラエル人に伝えようとして建てられた。

このホテルにはバンクシーの作品が20点ほどあるだけでなく、パレスチナ人のアートもあるとか

GIRL WITH BALLON

バンクシーの中で一番有名な作品?が一番最後に展示されています。

その横ではこの作品がオークションの落札された瞬間にシュレッダーにかけられるシーンが動画とされてされています。

感想

時間としては2時間くらいかかりました。他の美術展と比べて少し高いですが、写真撮影OKや音声ガイドも自宅で聞くことが可能で美術展から帰った後も楽しむことが出来ると考えれば、それほど高くはないです。

正直、バンクシーについてストリートアーティストとしてしかイメージがなかったため、作品の数も少ないのかなって思っていましたがかなり多く満足でした。また風刺画が多く、まずは自分で作品が何を伝えたいのか考えてから音声ガイドを聴くとより楽しめます。

グッズは図録とハンドタオルを購入しました。グッズはTシャツやトートバックなどオシャレなものが多かったです。

バンクシーに元々興味がなかった人も楽しむことができるので、興味がある人はぜひ行ってみてください。

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