私が前から行ってみたかった場所それが奥大井湖上駅です。
今回、奥大井湖上駅の星空列車の予約が取れたので昼と夜の奥大井湖上駅を楽しむことにしました。
大井川鉄道で奥大井湖上駅を目指す

金谷駅から降りると大井川鉄道に乗り換えをします。

こちらから大井川鉄道に乗れます。
切符を買うのには自動ではなく改札口で駅員さんから直接買う必要があり、改札口も一つしかないため結構並びます。

列車が少し古い感じがします。何年ものなんだろ?
列車に気を取られていたら奥のほうに富士山が見えていて静岡を旅行してる実感が湧きました。
前日まで雨降ってたのに天気はかなりいい!

奥大井湖上駅まで行くには片道2560円ですが駅員さんが往復するなら大井川周遊きっぷが4900円で安くなると教えてくれたので周遊きっぷを購入しました。
切符は2日間使用できるみたいで、今度大井川鉄道を使用する際は奥大井湖上駅のさらに奥に行ってみたいです。
車内は外観の古さと同じように若干汚いが旅行してる感じがする。

金谷駅を出発して少し経つと車内で「次は合格駅~合格駅~」とアナウンスがあり、縁起の良さそうな駅名だなと思っていたら合格駅の次の駅が門出駅でした。門出の次はどんな駅名だろとわくわくしていたらかみお駅でした。たぬきの置物がいっぱい飾ってありました。開運のたぬきだとか

車窓の風景は川や木々が近く非常に田舎を旅行している感あります。
今回、列車の中で本を読もうと思っていたけど結局ずっと風景を楽しんでいました。
また、静岡はお茶の特産地であり、風景を見ているだけで伝わってくるほど茶畑が多かったです。

線路の改修をしているみたいで途中から臨時バスに変更となりました。
列車の速度が遅いため、バスの方が時刻表の時間よりも若干早く千頭駅に着きました。

ここはSLが乗れるみたいで大井川鉄道は日本で唯一、年間300日以上SLを営業運転している鉄道会社だそうです。今回の旅行では結局見る機会がなかったけど、次は見学するのも楽しいかも

今回の目的地である奥大井湖上駅のパネルが置いてあります。

アプト式鉄道開業30周年らしいです。
列車も金山駅から乗ったものよりもさらに年代を感じる。

駅とかでは電光掲示板の時刻表もここでは手動
結構高い位置にあるのではしごか何か使って回すのかな?

車内はこんな風でした。
なんか昭和の映画で出てきそう。
ドアも手動で、窓も手動で開け閉めできます。
暖房とかもないので冬は防寒具必要です。

動きだすとアナウンスがギリギリ聞こえるくらいの爆音。
ジェットコースターの最初に似てるかな?結構揺れます。
道中、吊り橋があったりして金谷駅から千頭駅までと同様、風景を楽しめます。

車内を見渡してみると乗車券をしおりにすることもできるみたい。
これは思い出になるなあ

風景見ながら、車内に置いてあったパンフレットを読んでいました。
こういう旅行はパンフレットも貴重な情報源!
時間があるなら読むべし。

列車を乗っていると大きな橋が見えます。
列車に乗ってて、色んな風景が楽しめるのは素晴らしい!

アプトいちしろ駅で一旦降車。
なぜかというとアプトいちしろ駅と次の長島ダム駅までに90パーミルの急勾配があり、それを登るため、ラック式鉄道が用いられています。上の画像はそれの連結シーン。
5分くらい連結に時間がかかるためこの間にトイレ休憩を済ませましょう。

アプトいちしろ駅にある湖です。
めっちゃエメラルドグリーン!!
これは奥大井湖上駅も期待大!
湖がエメラルドグリーンになる現象はチンダル現象と呼ばれていて水に当たった光が青色の波長だけを反射して起きるらしいです。

長島ダムです。

ダムの手前に掛かってる橋はしぶき橋と呼ばれ、その名の通りダムの飛沫がかかるのだとか

湖でカヌー部が部活やってる。
めっちゃ気持ちよさそう。
このひらんだ駅を超えると次は目的地!

見えてきました。
今回の目的地である奥大井湖上駅!

掲示板自体は古くないけど懐かしい感じがする。

奥大井湖上駅のMAPです。
駅を結ぶ橋はレインボーブリッジと呼ぶそうです。


恋人の聖地としても有名です。

自販機があると思ったらタバコじゃなくて茶箱だそうです。
結構売り切れてる。


一回600円でお土産に買うことを決意
なかにはお茶のスティックが入ってるみたいです。

SLの手作り感満載のバーを上に持ち上げると商品が出てきます。
Thank you!


商品はこんな感じでした。
タバコのパッケージみたい。吸ったことないけど・・・

コテージでお店がやっているみたいですが冬季は営業していないそうです。残念><

トンネルの方に上る場所があり、そこから見える景色が有名です。

トンネルの上にある階段を少し上ったとこからの景色。
湖の色はかなり綺麗。

駐車場も結構あるみたいです。知らなかった。

急な階段を登っていくと・・・

人だかりがありました。
あそこなのかな?

人だかりの場所が有名な写真スポットでした。
この景色の写真を見てからずっと行ってみたい場所であったため感動しました。
島みたいになっているとこに架かっている橋をレインボーブリッジと呼ぶそうです。
この展望台から駅までの距離を会話している人がいて意外と遠くても声って聞こえることにビックリ。

ずっと湖を見ていたら帰りの電車が来ていました。
まあ今日は予定がないのでのんびりします。

じゃあな帰りの列車
なんか模型みたいで不思議な感じがします。

奥大井湖上駅に戻る途中に東屋があったのでそこからの風景です。

帰りの列車が来るまで結構時間があったので狸物語を読んでいました。
もうすでに4話です。
他の話は別の駅に置いてあるみたい

帰りの列車がやってきました。
結局次の列車が来るまで1時間くらい展望台から湖を見ていました。
この列車に乗って千頭駅まで行き、そこで星空列車の時間になるまでぶらぶらしていました。
今回の旅行はのんびり風景を楽しむことができ満足しました。
今までは旅行の列車は移動手段でしかなかったけど今回の列車の中にいる時間はあっという間で列車旅が好きな人の気持ちを理解することができ、新たな楽しみが生まれました。